脳血栓との戦い

脳血栓の知識を身に着けて戦おう!

脳血栓とは

人間が生きていくうえで血管は非常に大切です。
体中の隅々まで栄養を運んでいるのが血管です。

この血管が詰まってしまうことを血栓と言います。
血管は体中にありますから、血栓はどこにでもできる可能性があるのです。
血栓によって酸素や栄養分の補給が断たれてしまうのですから、細胞は生きていけません。

血栓が脳にできる場合を脳血栓と言います。
脳の血管自体が動脈硬化のため詰まってしまうのが脳血栓症です。
血栓症には2種類あります。
太い主要な血管が詰まるのがアテローム血栓脳梗塞で、糸のような血管が詰まるのをラクナ梗塞と言います。

アテローム血栓脳梗塞の場合は症状が重く、マヒの他に意識障害や失語症、半盲など重度の機能障害となります。
それに比べてラクナ梗塞だと、症状が軽くて済みます。

ラクナ梗塞は数日からひと月ぐらいにかけて徐々に症状が重くなっていきます。